『武曲 MUKOKU』

今回は、今年の6月3日に全国で公開された『武曲 MUKOKU』を紹介します。

剣道の達人だった父に幼少時から鍛えられ、剣道5段の腕を持つ矢田部研吾(やたべ けんご)。しかし、父をめぐるある事件をきっかけに剣を捨て、自堕落な日々を送っていました。研吾のもう1人の師匠である僧侶・光邑(みつむら)は、研吾を立ち直らせるため、恐るべき剣の才能を秘めている高校生の羽田 融(はだ とおる)に剣道を教え、研吾に会わせます。融は、研吾と向き合う中で、生きることに対して同じ葛藤を抱えていることに気づき、また、研吾も日々剣道の腕を上げる融に影響され、ついに二人は対決にいたるというお話です。主演の研吾を綾野剛(あやの ごう)、融を村上虹郎(むらかみ にじろう)が演じています。

まず、研吾役の綾野剛の演技が、人として本当に壊れてしまったのではないかと思わせるほどで怖くなってしまいました。また、立ち直ってから、もう一度融と対決する時の鍛え上げられた肉体は本当に美しかったです。剣道の経験が無いということで、二か月間の特訓をした結果、体脂肪率は7%になったとか。「俳優の肉体で表現する映画にしたい」という監督からの要望に、想像以上に応えたそうです。あまりにも鍛え上げられた肉体のせいで、彼の筋肉は本物か?と現在話題になっているほど、その徹底した役作りは見事でした。

また、もう一人の主演と言っても過言ではないのが、融役の村上虹郎です。俳優と歌手を両親に持つ彼ですが、その圧倒的存在感は、それだけが理由ではないと感じさせます。キラキラした目が印象的な19歳の今後がとても楽しみです。

剣道をしている人はもちろん、そうでない人も楽しめる、最高にカッコイイ男たちの映画、おススメします(^^)