『信長協奏曲』
2017年06月26日
今回は、『信長協奏曲』(のぶながコンツェルト)を紹介します。2016年1月23日公開、初日2日間で動員は約49万人、興行収入は約6億1,600万円を記録、また、初日満足度ランキングでは第1位となりました。この映画はフジテレビのドラマの最終回を受けているので、映画は観ていなくてもドラマを観た人はいると思います。
ストーリーは、戦国時代にタイムスリップした歴史が苦手な高校生サブローが、自分と顔がソックリな織田信長と遭遇するところから始まります。武将の座を投げ出したいと考えていた彼と入れ替わったサブローは、知らず知らずのうちに、歴史上の人物、織田信長と同じ道を突き進んでいきます。安土城を築き上げ、妻・帰蝶(きちょう)から慕われ、恒興(つねおき)をはじめとする家臣からの信頼が厚いサブロー。一方、サブローと入れ替わった本物の信長は、明智光秀を名乗って生きますが、サブローに嫉妬し、憎しみを抱くようになります。やがて信長は、本能寺で帰蝶との結婚式を挙げるサブローを殺そうとする計画を立てます…。サブローを小栗旬、帰蝶を柴崎コウ、恒興を向井理が演じています。
歴史が苦手な人でも、本能寺の変で織田信長が明智光秀に襲われ、自害したことは知っているのではないでしょうか。私も、主人公が死んでしまうと分かっている物語なので、結末が気になりながら最後まで観ました。どうなったかはここでは書きませんが、テレビで高視聴率だったことも納得できる面白い作品だと思います。ちなみに、歴史が苦手な人でも、テレビのドラマを見ていない人でも、映画の話についていけます。楽しみながら歴史の勉強までできてしまう『信長協奏曲』、おススメします(^^)