『ルパン三世』
2016年10月25日
今回は、『ルパン三世』を紹介します。2014年8月30日に全国307スクリーンで公開され、30日・31日の2日間で観客動員33万5,148人、興行収入4億4,412万1,700円を記録、映画観客動員ランキングで初登場第2位となりました。メインキャラクターには、ルパン三世に小栗旬、次元大介に玉山鉄二、石川五ェ門に綾野剛、峰不二子に黒木メイサ、銭形警部に浅野忠信が起用されました。
超が付くほど有名な漫画であり、イメージを壊すのではという思いから実写化には様々なハードルがあったそうです。原作者のモンキー・パンチは、最初は実写には否定的でしたが、40年来の親交を持つ映画スタッフからの「新しい『ルパン三世』を作りたい」という説得を受け、「任せるから良い作品を作ってくれ」と実写化を許可したといわれています。
ストーリーは、超巨大金庫に眠る秘宝「クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ」をルパンたちが盗むというお話です。
実写化ということで、キャラクターの仕上がりが気になっていましたが、おおむね合格だと思いました。どのキャラクターを演じるにしても、俳優はこの仕事を引き受けることに多少の勇気や覚悟が要ったのではないかと想像しますが、キャラクターの完成度が高いことに驚きました。気になったことといえば、アクションシーンで血が流れるところでしょうか。あまり生々しいところは見たくなかったのですが、現実味を出すために必要だったのかもしれません。
公開後は、肯定否定両方の意見が噴出しましたが、公開15日目には観客動員数は100万人を越え、最終興行収入は24億5,000万円を記録しました。話題になったことは間違いありません。漫画のルパン三世が好きな人にもオススメします(^^)